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お金の貯まり方や増え方について理解しよう

お金を貯金するとき、貯金箱ではなく「銀行預金」に預けることで少しずつではありますがお金が増えます。これは預金に対して「利息(利子)」が付くからです。お金の貯まり方や増え方について理解しましょう。

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預金には利子(利息)がつく

お金を預けていると、通帳に時々「利子(利息)」というものが計上されて少しだけ増えているのがわかるかと思います。

 

銀行預金では、お金を預けているとその金額に応じて一定割合が利息としてもらえるようになっています。預金は「普通預金」と「定期預金」に大きく分けることができますが、定期預金は一定期間お金を下ろさないことを約束する代わりにより高い利息がもらえるという仕組みになっています。

 

2014年現在、預金金利はほぼゼロに近い水準にまで落ち込んでおり、利息で増えるということを実感するのは難しいかもしれません。

 

しかしながら、お金は預けていれば利子が付くし、キャッシングなどでお金を借りれば利息を支払う必要があるということは基本原則として覚えておいてください。

 

 

利子(利息)のしくみ

 

利子(利息)は、預けている金額に対して一定の利率(%)で付きます。
5%という場合、100万円の預金があれば1年後には5万円の利息を受け取ることができるという仕組みになっています。

 

 

利子が利子を生む、複利という考え方

お金を増やすという意味で大切な考え方の一つが複利という考えです。
よく借金の怖さを表現するときに「雪だるま式に増えていく」という言葉が使われますが、お金を増やす場合も言えます。

 

たとえば、年5%の利息が付くとします。
100万円を預金していると、翌年には105万円になります。そしてさらに1年後には最初の1年目でもらた5万円部分にも利息が付きます。結果として2年後は110.25万円になります。

このように利息に利息が付くことで、利息によるお金の増え方はどんどんスピードを増していきます。

 

ちなみに、100万円を5%で運用したとして、複利で30年間運用した場合どうなるでしょう?

100万円のお金はなんと392万円にまで増えています。この大きな伸びが複利効果です。

 

大学生のような若い人の場合、老後を考えたときより長い期間お金を運用することができます。つまりそれだけの複利効果を生むことになるわけです。(参考:複利効果とは

 

 

銀行によっても金利は違う

ちなみに、お金を預ける銀行によっても金利は異なります。

たとえば、2014年9月の預金金利を比較してみます。

 

・三菱東京UFJ銀行の1年定期:0.025%
・住信SBIネット銀行の1年定期:0.25%
(参考元:2014年最新版 定期預金金利比較

 

ネット銀行の方がちょうど10倍も高い金利を提供しています。ちなみにネット銀行は金利以外の手数料や利便性という意味合いでも大学生にお勧めです。
そのポイントについては「大学生におすすめのネットバンク」で紹介しています。

 

 

預金以外の方法、たとえば運用も

また、預金以外にお金を増やす方法もあります。
たとえば「株式投資」などはその代表的な例と言えるでしょう。もっとも、大学生の時期から投資等について傾倒する必要性は全くないとは思いますが、将来の就職活動(企業研究)などの一環として勉強してやってみる価値は十分にあると思います。

 

株式投資に関しては「大学生と株式投資」の項目でもっと詳しく説明ますので興味がある方はそちらをご覧ください。

 

 

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