給与明細はしっかりチェックする。できれば勤務時間のメモも残す
給与明細はしっかりとチェックしましょう。大企業はともかく、中小企業~中堅企業の給与計算は結構いい加減だったりします。しっかりと勤務日数はあっているか?働いた時間は正しいか?を確認するようにしましょう。最近ではこれらを計算するスマホアプリなんかもあるので上手に活用しましょう。
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給与明細の読み方
アルバイトの給与明細は結構簡単です。
収入の部
給与として受け取れる金額が書かれています。
時給であれば「勤労時間」×「時給単価」=「月給」として計算されます。日給制の場合は「勤務に酢数」×「日給単価」となります。
その他の手当など
多くの企業ではアルバイトでも「交通費」くらいは支給されるケースが多いかと思います。交通費は通常は「勤務日数」×「1日当たりの交通費」によって計算されます。
給料と手当の合計金額が「受け取れる金額」となります。
控除の部
給料から差し引かれるものがあります。代表的なものは「税金」「雇用保険料」「社会保険料」などがあります。
税金
1ヶ月のお給料が88000円を超えた場合、一定額が「源泉徴収」されます。払うべき税金を勤務先が代わりに徴収してくれているのです。最終的には12月ごろに「年末調整」によって最終的な金額を決めることになります。この辺りについては「バイトで稼ぎ過ぎると「税金」や「社会保険料」がかかる」で説明しているので参考にしてください。
雇用保険料
大学生の場合はこれはかかりません。一応ルール上は週20時間以上働いたら雇用保険に加入する義務があるのですが、大学生の場合、職を失っても失業ではない(学生だから)ため、加入できません。もし引かれているなら会社の手続きミスです。
社会保険料
年間130万円以上を稼ぐと親の扶養から外れて健康保険料納付の義務が生じますのでご注意ください。また、正社員の2/3以上の勤務が常態化していると年収を問わず、社会保険(健康保険+厚生年金)への加入となります。
給与明細は必ずチェックしよう
給与明細をもらったら、必ず金額等をチェックしましょう。
大企業などではあまりありませんが、中小企業ではちょっとした計算ミスなども多いです。
悪意のない単純なミスというケースも多々ありますが、悪質なのは故意的に勤務時間(労働時間)を少なく見積もっているようなブラックなバイト先です。
あとからチェックするのは大変なので、毎日の労働時間(勤務時間)などは手帳などにメモをしておくことで、勤労時間や日数とのズレを見つけることができます。
こうしたメモは「証拠」にもなりますので、しっかりと残しておくようにすると良いでしょう。
最近では、こうした個人向けの勤怠時間管理のアプリもスマートフォン向けなどに公開されているようですので活用するのも良いですね。
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