アルバイトでもらえるお給料のしくみや計算方法
バイト代(アルバイトによるお給料)はどのように計算されて、どのようにして支払われるのでしょうか?ここでは、その基本となるアルバイトとお給料の計算方法や受け取り方などの基本を説明していきます。
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アルバイト代(お給料)とは
アルバイト代(給料)は「時給」「日給」「月給」という形で決まります。
時給・・・1時間当たり○円と定めた金額
日給・・・1日当たり○円と定めた金額
月給・・・1カ月当たり○円と定めた金額
これが給料となります。大学生の アルバイトの場合には「時給」で計算されることがほとんどだと思います。また、受け取りの方法は「日払い」「週払い」「月払い」の3パターンがありあmす。
日払い・・・1日ごとに清算して給料を受け取る方式
週払い・・・1週間ごとに清算して給料を受け取る方式
月払い・・・1ヶ月毎に清算して給料を受け取る方式
普通のアルバイトは月払いが多いですが、短期アルバイトなどは日払い、週払いとなるケースもあります。
時給の計算方法
計算は簡単です。労働時間×時給が給料です。日給なら日数×日給で計算されます。
アルバイト代の締め日と支払い日
お給料の支払いは「締め日」と「支払い日」があります。
たとえば、月払いのお給料の場合「月末締め、翌月15日払い」といったようなものです。このようなケースでは、お給料は月末で一旦締めて給料計算を行って、翌月の15日に支払われるということになります。
お給料の支払い方法
原則として手渡しとなります。ただし、最近では銀行振込の形をとるアルバイト先(会社)も多いです。なお、振込の時のかかる手数料は会社負担がルールです。
労働時間と休憩時間
1日当たり6時間を超えて労働する場合には45分以上の休憩時間を与える必要があります。休憩時間中は時給は発生しません。
超過勤務、休日出勤、深夜手当(割増賃金)
法律によって一定以上の労働時間を働かせる場合や休日出勤や深夜に勤務させるなどした場合には所定の割増賃金を受け取ることができます。
・超過勤務手当(1日8時間以上、週40時間以上の労働で超過分の通常25%増しの手当)
・深夜労働手当(深夜(夜10時~午前5時)に労働させる場合、通常の25%増し以上の手当)
・休日出勤手当(法定休日に労働させる場合、通常の35%増し以上の手当)
これらの割増賃金は重複します。たとえば1日12時間勤務を行い、内2時間が深夜に該当する場合は8時間は通常時給、2時間は25%増(超過勤務手当)、2時間は50%増(超過勤務+深夜労働)となります。これらの手当は「法定」です。
その他受け取ることができる手当
お給料以外にも働く人にお金が支給されることがあります。こうしたものを「手当」といいます。こうした手当の大部分は会社の裁量によって支給されます。特定の人が差別されるのは許されませんが、会社がその手当を設けないというのは自由です。
・通勤手当(通勤に必要な費用を会社が一部(または全部)負担する手当)
・家賃補助・手当(住宅費用の一部を会社が負担する)
・資格手当(特定の資格保有者などに賃金で報いる手当)
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