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大学生のうちにやりたい「お金の勉強(金融の勉強)」

「お金のことを考える」というのはあまり日本では良い目では見られないようです。しかしながら、多くの金融関係者などは日本はもっと金融教育をするべきと主張しています。ここでは大学生でやっておきたいお金の勉強について、その内容や学ぶ意味などを紹介します。

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なぜお金の勉強をする必要があるのか?

日本では、お金は汚いものであり、それについてはそれについて学ぶことは卑しいこととされてきた経緯があります。

実際に「お金は汚い。中高生の8割が回答(2014年4月の記事)」などにもありますが、小さい頃からお金について勉強するということはタブー視されてきたという現状があるようです。

 

そういったこともあってか、義務教育期間中はお金のことを教えるといことはほとんどないようです。
ですから、社会人になってもクレジットカードの使い方すら知らない人も多いのが日本の社会です。

 

その一方でお金というものは私たちが生活する上で必要不可欠です。

 

社会に出たら、金融知識は当然として求められる

ここが、一番大きな問題だと思います。
社会に出ると、そうした金融に関する知識は当然持っているものとして扱われます。

 

知らなかったは、通用しないのです。
そして、知らないことを逆手に取られてしまうこともあります。相手側に有利な内容で不利な契約を結ばれてしまったり、金融業者の上手な広告宣伝に乗せられて無駄な買い物や利息を支払うなど枚挙にいとまがありません。

 

たとえばクレジットカード一つをとっても色々な問題があります。

分割払い・リボ払いは金利手数料がかかる」などでも書いていますが、リボ払いなどは利息の支払ないなどが発生しますが、カード会社などはそれが儲けですから、あたかもリボ払いはスマートで格好いい決済方法だ!というようにテレビCMなどで印象付けをしています。

こうしてリボ払いで買い物をして、多額の利息を支払ったなんてこともあります。

 

他にも「カード代金の遅延で将来ローンが組めなくなる?」で書いていますが、支払いの遅延が実は大きな問題を引き起こすことだって勉強しなければ知らないでしょう。近年問題化している「携帯電話の料金支払い遅延で信用情報に傷が付く?(外部サイト)」なども同じ問題です。

 

 

老後の資金の自助努力

また、もう一つの問題があります。それはこれからのみなさんは、自分の老後に対して相当な「自助努力」が求められる社会なっているということです。


昔のように、頑張って働きさえすれば明日の生活はもっと良くなる。老後は国が面倒みてくれるという時代でなくなっているというのはみなさんも実感しているのではないでしょうか?

 

実際に「老後に必要なお金はいくらかのか?」などでも紹介されていますが、現時点でも老後の生活を送るのに年金だけでは足りないという状況になっています。今20代の方が引退するとき、今よりも状況が改善している可能性は低く、自助努力(自分でなんとかする)ということがより強く求められます。

 

たとえば、退職金や年金にしても昔は会社まかせで良かったものが、今では「401k(確定拠出年金)」のように、自分自身で運用を考えなければならないようになってきています。

 

年金以外にも子供の教育費や住宅購入資金などを貯めるための計画的に貯金。リスクを取った上での運用をすることだって求められます。そうした運用には金融の知識が必要です。

 

また、こうした必要性を逆手にとって悪徳業者からの美味い話に乗せられて大損をするというような話も聞きます。投資についての知識があれば「そんなうまい話はない」と理解できるような内容で騙されて大金を詐取されたというようなニュースが報道されています。

 

こういった話に騙されない為にも、金融投資の知識を持っておくことはとても大切です。

 

じゃあ、どうやって勉強するべきなのか?

お金の勉強については、今ではインターネットなどで色々な情報を手に入れることができます。
また、マネープランに関する書籍なども多数販売されています。

まずは、こうしたものを手にとって読んでみるというところから始めてはいかがでしょうか?

 

当サイトは「大学生のマネー講座」として大学生(学生)などに役立つ金融や投資、お金に関する情報を挙げて、微力ながら金融教育に貢献していきたいと思っております。ぜひ、ご活用ください。

 

 

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