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大学生に生命保険は必要なのか?

そもそも大学生のうちから保険は必要なのでしょうか?そもそも保険というのは「自分では負えないリスクをカバーするための物」です。そんなリスクが存在しないのであれば保険に入る意味はほとんどありません。

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まず、生命保険や医療保険は不要です

基本的に大学生にとって生命保険や医療保険は不要です。

 

まず、あなたが死亡した時に金銭的に困る人というのは多くの場合存在しません。
ご両親だって、あなたを「扶養」している立場なわけですから、あなたの死亡で直接経済的な損失を受ける人はいません。まず、この時点で生命保険に入る必要はありません。

 

医療保険も同様です。私たちは「国民健康保険(あるいはご両親の社会保険)」に加入しています。医療費がかかるといっても高額療養費などで上限が決まっています。一家の稼ぎ手であり、家族のための収入が途絶えるという状況でない大学生にとって医療保険は不要と言えるでしょう。

 

「若い時に加入しておいた方がお得」というセールストークも多用されます。確かに60歳終身の保険とかだと、総払込保険料は安くなることもあります。ただし、最近では勧められる保険のほとんどが10年程度の更新型になっているため、お得感はほとんどありません。

 

車や自転車に乗るなら、損害保険には加入すべき

自動車やバイク、自転車などに乗るなら損害保険には加入しましょう。
他人を怪我させたり、他人の物を壊した時は場合によって億を超える賠償請求がされる場合もあります。こうしたリスクは個人では対応不能です。このようなリスクに対しては保険でカバーするべきと言えるでしょう。

 

特に近年では、自転車による事故での郊外爆笑の事例が目立っています。こうしたリスクには比較的手ごろな保険料でカバー可能です。

 

自動車に乗る場合
自動車保険には必ず加入しましょう。対人・対物保障は無制限がおすすめ。強制保険である自賠責保険だけでは、こうしたリスクに対応しきれません。

 

バイクや自転車に乗る場合
ご両親の自動車保険に「ファミリーバイク特約」や「個人賠償責任特約」などをセットしてもらうのが一番低コストです。別居していても未婚の子であれば家族として保障されます。
なお、ご両親が自動車保険に入っていない場合には、各自でバイク保険などに加入しましょう。

 

 

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