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大学生と奨学金。奨学金は借金である

大学に日本学生支援機構(育英会)などの奨学金を使って通っている人も多いかと思います。奨学金を生活費や学費などに充てていることかと思いますが、軽く考えてはいけません。奨学金は「借金」なのです。これを肝に銘じた大学生活を送りましょう。

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奨学金は結局「借金」

大学などが経済的に困窮している優秀な学生に無償で渡している奨学金制度もありますが、多くの奨学金制度は「貸与型」といって、将来返済をしなければならないタイプとなっています。

 

日本最大の奨学金制度である「日本学生支援機構(育英会)」による奨学金制度も同様です。

「第1種」であれば利息は不要ですが、「第2種」の場合であれば利息までかかります。

つまり、奨学金というものは普通に借金なんです。

 

ちなみに、奨学金の返済義務者は「奨学金を受け取っているあなた」です。
大学を卒業したら毎月返済していかなければならないのです。

 

日本学生支援機構(育英会)における奨学金は2種の場合、3万円、5万円、8万円、10万円、12万円が利用できます。ちょうど真中である月8万円の奨学金を受けたとしましょう。

 

在学期間は4年で48カ月、月8万円なので、総額は384万円となります。
つまり、卒業と同時に384万円の借金を背負った状態からスタートすることになるわけです。

 

それだけの借金を背負うという意識と充実したキャンパスライフを

別に現在の奨学金制度を批判するわけでもないですし、奨学金制度を使用するべきでないと言うつもりもありません。家庭の経済状況は人それぞれですし、奨学金制度がなければ大学なんか通えないという人だっているでしょう。

そういう方にとって、奨学金制度というのは学ぶことを助けてくれるセーフティーネットであるわけです。

 

奨学金という名前の多額の借金を背負っている(背負う)ということをしっかりと意識した上で、勉強を始めとして将来に活かせるよう、充実した生活を送るべきだと私は思います。

 

 

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